固定種米とは?
最近、「固定種のお米」という言葉を目にすることが増えてきました。
でも実際に、
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固定種って何?
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F1品種とどう違うの?
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味や体への影響はあるの?
と、はっきり説明できる人は多くありません。
これからお米を選び直したい人に向けて、
固定種米の基本と、現代のお米(F1品種)
との違いをわかりやすく解説します。
固定種米とは?
固定種米とは、
何世代にもわたって同じ性質を受け継いできたお米のことです。
毎年収穫したお米の中から種を選び、
翌年また植える。
この繰り返しによって、
味・形・育ち方が安定していきます。
地域の風土や気候に順応しながら育つため、
その土地らしさを持ったお米になるのが特徴です。
F1品種とは?
一方、現在スーパーなどで多く流通しているのが
**F1品種(交配種)**です。
F1品種は、
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収量が多い
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背丈がそろっている
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倒れにくい
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機械作業に向いている
といったメリットがあります。
ただし、
F1品種のお米は種を採っても同じ性質になりません。
毎年、新しい種を購入する必要があります。
固定種米とF1品種の違い
| 項目 | 固定種米 | F1品種 |
|---|---|---|
| 種の継続 | 自家採種できる | 毎年購入 |
| 味の傾向 | 深み・個性 | 安定・均一 |
| 栽培 | 手間がかかる | 効率的 |
| 収量 | 少なめ | 多い |
| 土地適応 | 強い | 人工的調整 |
どちらが良い・悪いではありません。
何を大切にするかで、選択が変わります。
固定種米のメリット
① 味に奥行きがある
固定種米は、
甘さだけでなく、旨みや香りに奥行きがあります。
噛むほどに味が広がり、
「主張しすぎないのに満足感がある」
そんな感想を持つ人が多いのが特徴です。
② 自然な栽培と相性がいい
固定種は、
本来の生命力を持っているため、
農薬・肥料に頼らない栽培と相性が良いとされています。
環境の変化に適応しながら育つ力があるため、
ゆっくりでも、しっかり実ります。
③ 食の選択肢を未来に残せる
固定種は、
育て続けなければ消えてしまいます。
固定種米を選ぶことは、
単なる「買い物」ではなく、
多様な食文化を未来につなぐ選択でもあります。
固定種米のデメリット
正直に言うと、
固定種米にはデメリットもあります。
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収量が少ない
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価格が高くなりやすい
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見た目が不揃いなこともある
効率や安さを最優先にしたい人には、
向かないかもしれません。
固定種米「亀の尾」という選択
固定種米の中でも、
**「亀の尾」**は特別な存在です。
明治時代に生まれ、
多くの現代品種のルーツとなった在来米。
背丈が高く倒れやすいため、
今ではほとんど作られていませんが、
味・香り・力強さは今も健在です。
私たちは、この亀の尾を
農薬・肥料不使用で育てています。
▶︎ 固定種米「亀の尾」の商品ページはこちら
(※ここに商品ページURL)
お米を「選ぶ」ということ
お米は、毎日食べる主食です。
だからこそ、
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安さ
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効率
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便利さ
だけでなく、
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安心
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味
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背景
にも目を向けてみてください。
固定種米は、
派手さはありません。
でも、静かに「基準」を変えてくれる存在です。

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