自然栽培米に興味を持ったとき、
多くの人が最初に感じるのが、
「どうしてこんなに高いんだろう?」
という疑問だと思います。
スーパーで売られているお米の
2倍以上の価格になることも珍しくありません。
自然栽培米が高くなる理由を、正直にお伝えします。
売るためではなく、
納得して選んでもらうための話です。
自然栽培とは?
まず、自然栽培とは
農薬・肥料(化学肥料・有機肥料)を使わない栽培方法です。
土が本来持つ力や、
植物の生命力を活かして育てます。
人の手でコントロールするのではなく、
自然の循環に寄り添う農業と言えます。
自然栽培米が高い
理由① 収量が少ない
これが一番大きな理由です。
自然栽培では、
肥料を使わないため、
一般栽培と比べて収穫量が少なくなります。
場合によっては、
半分以下になることもあります。
同じ面積で作れる量が少なければ、
1kgあたりの価格はどうしても上がります。
これは避けられない現実です。
理由② 手間と時間がかかる
自然栽培は、
「何もしない農業」ではありません。
むしろ逆で、
-
草取り
-
水管理
-
土の観察
-
苗づくり
など、
人の目と手が必要な作業が増えます。
効率だけを考えるなら、
選ばれにくい方法です。
理由③ リスクが大きい
自然栽培は、
天候や環境の影響を強く受けます。
-
不作になる年がある
-
病気や害虫のリスク
-
収穫量のばらつき
収入が安定しにくいという
大きなリスクがあります。
そのリスクも含めて、
価格が決まっています。
理由④ 大量生産ができない
自然栽培は、
面積を一気に広げることが難しい農業です。
土づくりには時間がかかり、
同じ方法を機械的に広げることができません。
結果として、
小規模生産になりやすいのです。
理由⑤
目に見えない価値が含まれている
自然栽培米の価格には、
-
土を育てる時間
-
環境への負担を減らす選択
-
種を守る取り組み
-
作り手の責任
といった、
目に見えない価値も含まれています。
これは、
単純な「食材の価格」とは少し違う部分です。
それでも、自然栽培米は高すぎる?
正直に言うと、
すべての人に必要なお米ではありません。
-
安さを重視したい人
-
たくさん消費する家庭
にとっては、
負担に感じるかもしれません。
それは自然なことだと思います。
主食を見直すという考え方
一方で、
自然栽培米を選ぶ人の多くは、
こんな視点を持っています。
「主食だからこそ、安心できるものを選びたい」
お米は、
ほぼ毎日食べる食べ物。
少し価格が高くても、
納得できる主食を選ぶという考え方です。
自然栽培米の価値は「食べてわかる」
自然栽培米の価値は、
説明だけでは伝わりにくい部分があります。
-
食後の軽さ
-
体へのなじみ方
-
毎日食べても飽きない味
こうした感覚は、
実際に食べて初めてわかるものです。
価格は「結果」でしかない
自然栽培米が高い理由は、
特別なブランドだからではありません。
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収量が少ない
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手間がかかる
-
リスクがある
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小規模生産
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土を育てる時間
その結果としての価格です。
もし自然栽培に少しでも興味があるなら、
まずは一度、体験してみてください。
価格ではなく、
納得感で選ぶお米というものがあることに、
気づくかもしれません。
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